东京大学教授被指控论文作假之调查报告__新闻发布会材料



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送交者: 王三 于 2006-4-26, 23:45:39:

4月24日新到Bubbles网友文[学学东京大学是怎么查处《自然》论文涉嫌造假的]介绍了东京大学是如何调查造假论文,确实值得四川大学的相关“领导”深思一番的。看看关于咱们邱小庆君的新闻发布会通稿,参与调查的人员姓甚名谁成了国家机密,弄得神秘兮兮,堪比神六。更于文末慷慨激昂、言词正理、狗尾续“貂”,说什么“四川大学历来坚持严谨求实的科学态度,一贯旗帜鲜明地反对“学术腐败”,制定有严格的学术规范制度。我们反对将学术观点之争与“学术造假”混为一谈,反对在没有弄清事实真相之前将不同学术观点的文章定性为“学术造假”,借口反“学术腐败”谋求其他利益。”一个调查报告,你只把你们的调查结果亮出来就得了,觉得委屈的话,发布会后尽管联系律师,写状子好了,何必哭哭啼啼立什么牌坊?弄得个报告不像报告,诉状不像诉状的。川大离世界级名校尚有多长的路要走,倒不妨借此机会公费到东大取取经,看看人家是如何处理此类事件的,恐怕就一个像样的调查报告已足够你们这长那头们费尽脑汁的了。。

鉴于川大屡屡提到什么国际惯例,王三不揣浅陋,将东大对其教授多比良和诚作假论文指控的调查报告试译成汉文,以供川大作一参照。因论文非本人专业,又手头无专业词典可查,文中的个别专业词语皆标注其外来语源(英文或其它),{ }内列出日语原文,另有一处不知外文语源,以 〇〇 标出。


新闻发布会之调查报告全文汉译如下:
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2006年3月30日

对东京大学大学院工学系研究科多比良和诚教授等RNA相关论文的调查结果,今天已由平尾公彦工学系研究科长报告给日本RNA学会会长。

东京大学工学系研究科调查委员会委员:
松本洋一郎(委员长,副研究科长,教授,机械工学专攻)
田中知(副委员长,教授,系统量子工学专攻)
野崎京子(专攻长,教授,化学生命工学专攻)
长栋辉行(教授,化学生命工学专攻)

2006年3月30日

关于日本RNA学会质疑论文的可重复性之最终调查报告

2005年4月1日,日本RNA学会渡边公纲会长致函本校工学系研究科平尾公彦研究科长,要求对化学生命工学专攻多比良和诚教授等的12篇论文的实验结果的可重复性等进行调查。为从科学的立场对其可重复性、信赖性进行调查,工学系研究科特设立调查委员会,从原作者论文中选出4篇(最终报告书第2章所示之论文3、7、8、12)判断认为较易对其实验结果的可重复性做出验证的论文,并要求多比良教授出示有关实验记录。其结果,被质疑论文的多数没有因留下实验记录和数据,故无法确认实验结果的可信性。2005年9月,将内容为“无法确认可证明论文所示实验结果的原始数据的存在”之中间报告结果提交于日本RNA学会。

进行科学研究理所当然需要管理保存好实验记录、原始数据,但论文作者却没有做到这一点。没有客观的实验记录和原始数据,不能明示再次实验可重复性的论文,被判断为造假也是没办法的事。鉴于此,为了给作者一个澄清论文造假嫌疑的机会,我们要求作者用和论文同样的实验材料、试剂进行再次实验,并将其详细结果和实验protocol{原文为:プロトコル}于2005年末之前提出。本来考虑2005年末之前应该有充裕的时间进行重复实验,但是到期并没有重现论文中所示的实验结果。2006年1月,我们再次将“现阶段没有得到论文中所示的实验结果”之结论上报给学会。
在以上的调查过程中,发现作为论文中实验的原始数据而提出的材料中明显含有捏造过的数据,而且还发现,本来应该在实验中大肠菌内合成以验证酶活性出现与否的hDicer,在重复实验中为川崎助手个人所购,重复实验本身即令人生疑。此外,作为论文中记载的hDicer发现vector{原文为:ベクター}的构筑方法被认为是单纯的笔误而重新提出的 hDicer发现vector的构筑方法的protocol{原文为:ベクター} 和 应用于它的6种类DNA primer{原文为:プライマー} 中的3种类PCR用的DNA primer{原文为:プライマー}的盐基配列情报及其合成记录中,其中的1种类的DNA primer{原文为:プライマー}的盐基配列完全不同于hDicer的盐基配列,可以断定根本不可能是PCR用的DNA primer{原文为:プライマー}。同时,论文作者在进行hDicer发现vector{原文为:ベクター}的构筑期间从他人手中买入的DNA primer{原文为:プライマー}的盐基配列的记录里,含有可用于hDicer克隆的限制酶〇〇{原文为:サイト}的盐基配列的PCR用DNA primer{原文为:プライマー}并不存在。以上诸事实,佐之以不能出示实验记录、原始数据,无法简单重现实验结果,可见论文的正当性非常令人生疑。此外,重复实验的结果如下:论文3、因重复实验没有结束,故没有结果。论文7、川崎助手提出的结果和A公司提出的结果明显不同,没有能给出可重复性。论文8、没有进行重复实验。论文12、由B研究员进行了重复实验,但 DNA methyl{原文为:メチル}化的结果没有重现。

如果不能做到[客观的资料、数据的管理保存],不能履行[客观说明其论文正确性的责任],那么其研究不具有科学意义便不言自明。因此我们判断此次所进行调查的4篇论文为不具有可重复性、可信赖性。


被调查论文:

12篇被日本RNA学会质疑其重复性有问题的论文中,以多比良教授为责任作者赴东京大学就任以来所发表的原著论文为6篇(上记论文之3、6、7、8、9、12)。同时也参考了专门委员会的意见,对其中判断为较容易验证其实验结果重复性的4篇论文(上记论文之3、7、8、12)从科学的立场对其重复性及信赖性进行了调查。

3.Kawasaki,H.;Taira,K.Nature 2003 Jun 19; 423(6942):838-842.
7.kawasaki,H.;Suyama,E.;Iyo,M.;Taira,K.Nucleic Acids Res. 2003 Feb 1;31(3),981-987.
8.kawasaki,H.;Onuki,R.;Suyama,E.;Taira,K. Nat Biotechnol. 2002 Apr 20(4):376-380.
12.Kawasaki,H.;Taira,K.Nature 2004 Sep 9;431(7005):211-217

附件
1、关于日本RNA学会质疑重复性有问题的论文之最终调查报告(2006年3月29日提出)
2、川崎助手提出之意见书(2006年3月27日提出)
3、多比良教授提出之感想(2006年3月29日提出)
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日文原文如下:

平成18年3月30日

東京大学大学院工学系研究科多比良和誠教授らのA関連論文に関する調査を行い,本日,平尾公彦工学系研究科長から日本A学会会長にその結果を報告した.

東京大学工学系研究科調査委員会委員:

松本洋一郎(委員長,副研究科長,教授,機械工学専攻)
田中 知   (副研究科長、教授、トステム量子工学専攻)
野崎京子  (専攻長,教授,化学生命工学専攻)
長棟輝行  (教授,化学生命工学専攻)

平成18年3月30日

日本RNA学会から再現性に疑義が指摘された論文に関する最終調査報告

平成17年4月1日,日本RNA学会渡辺公綱会長より,本学工学系研究科平尾公彦研究科長に対し,化学生命工学専攻多比良和誠教授らが関係する12篇の論文の実験結果の再現性等に関し調査依頼があった.科学的立場からその再現性,信頼性について調査をするため,工学系研究科に調査委員会を設置し,実験結果の再現性の検証が比較的容易であると判断された論文4篇(最終報告書2章に示す論文3,7,8,12)を原著論文の中から選定し,多比良教授に実験記録等の提出を求め,検討を進めてきた.その結果,指摘を受けた多くの論文に対する実験ノート,生データは残っておらず,実験結果の信頼性を確認するには至らないことが明らかとなった.平成17年9月, 日本RNA学会に対し,「論文の中に示された実験結果を裏付ける生データの存在を確認するには至らなかった」とする中間報告を行った.

  科学研究を遂行するにあたり,当然のこととして実験ノート,生データを管理保存する必要がある事は自明であるが,当該著者らがそれらを行っていない状況にあることは極めて適切性を欠いた状態である.客観的な実験ノート,生データが管理保存されておらず,再実験等により再現性を示せない論文は捏造されたものとされても致し方ないと判断される.そのような状態を重く受け止め,当該著者らにかけられた嫌疑を晴らす機会として,論文記載と同じ実験材料・試料を用いて再実験を行い,その詳細な結果と実験のプロトコルを平成17年末までに提出するよう要請した.しかしながら,十分な時間的余裕をもって再実験を行えると考えられる平成17年末になっても,論文の中に示された実験結果の再現には至らなかった.平成18年1月に, 再度学会に「現段階では論文の中に示された実験結果の再現には至っていないという結論となった」ことを報告した.

上記の調査の過程で,論文記載の実験の生データとして提出されたものの中に明らかに捏造されたデータが含まれていることが判明するとともに,本来,実験によって大腸菌内で合成され,酵素活性が発現するか否かを検証されるべきhDicer が,再実験中に川崎助手により個人的に購入されているなど,再実験そのものを疑せしめる事実が発覚した.また,論文記載のhDicer 発現ベクターの構築方法が単純な記載ミスであったとして,新たにhDicer 発現ベクターの構築方法のプロトコルとこれに用いたとする6種類のDNA プライマーの中の3種類のPCR 用のDNA プライマーの塩基配列情報がその合成記録とともに提出された.しかし,その中の1種類のDNA プライマーの塩基配列はhDicer の塩基配列とは全く異なり,PCR 用のDNA プライマーになり得ないものであることが判明した.さらに,当該著者らがhDicer 発現ベクターの構築を行ったとしている期間に外部業者から納入されたDNA プライマーの塩基配列記録の中にも,hDicer のクローニングに用いることが可能な制限酵素サイトの塩基配列を含むPCR 用DNA プライマーは存在しなかった.これらの事実は,実験ノート,生データが残っていないこと,容易に実験結果が再現されないことと相俟って,論文の正当性を強く疑わせるものとなっている.なお,再実験の結果については下記のとおりである.論文3 については,再実験が終了せず,結果を示すには至らなかった.論文7 については,川崎助手から提出された結果と,A 社から提出された結果は著しく異なっており,再現性は示されなかった.論文8 については,再実験は行われなかった.論文12 については,再現実験がB 研究員により行われたが,DNA メチル化の結果は再現されなかった.

「客観的資料・データ等の管理保存」が行われ,「その論文の正しさを客観的に説明する責任」を果たせなければ,その研究は科学的な意味を持たないことは自明である.今回調査を行った4篇の論文に関しては再現性,信頼性は無いものと判断される.

以上

調査された論文:

日本RNA学会から再現性に疑義があると指摘された12篇の論文のうち,多比良教授が責任著者で,東京大学赴任以降に発表された原著論文6篇(上記論文3,6,7,8,9,12) の中から,専門調査委員の意見も参考に,実験結果の再現性の検証が比較的容易であると判断された下記の4篇の論文(上記論文3,7,8,12)について,科学的立場からその再現性,信頼性について調査した.

3.Kawasaki,H.;Taira,K.Nature 2003 Jun 19; 423(6942):838-842.
7.kawasaki,H.;Suyama,E.;Iyo,M.;Taira,K.Nucleic Acids Res. 2003 Feb 1;31(3),981-987.
8.kawasaki,H.;Onuki,R.;Suyama,E.;Taira,K. Nat Biotechnol. 2002 Apr 20(4):376-380.
12.Kawasaki,H.;Taira,K.Nature 2004 Sep 9;431(7005):211-217


添付資料

1.日本RNA学会から再現性に疑義が指摘された論文に関する最終報告書(平成18年3月29日提出)
2.川崎助手から提出された意見書(平成18年3月27日提出)
3.多比良教授から提出された所感(平成18年3月29日提出)

原文リンク(PDF) http://www.u-tokyo.ac.jp/public/pdf/180330_01.pdf



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