去る4月25日、弊社は、106名のお客様の尊い生命を奪い、500名を超える方々を負傷させるという、極めて重大な事故を惹き起こしました。ここに、あらためましてお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様には衷心よりお詫び申し上げます。また、お怪我をされた皆様には深くお詫び申し上げますとともに、一日も早いご快癒を祈念いたします。あわせまして、列車が衝突したマンションにお住まいの皆様、その他事故に関して多大なるご心労、ご迷惑をおかけいたしました皆様方に、心からお詫び申し上げます。
弊社は今回の事故を踏まえ、あらためて安全を最優先する企業風土を構築するため、5月末に策定いたしました「安全性向上計画」※を着実に推し進めているところであります。これからも、私たち社員一人ひとりが、お亡くなりになられた方のご無念、ご遺族の皆様やお怪我をされた皆様のお悲しみやお怒りのお気持ちを深く心に刻み、全てのお客様に安心してご利用いただける鉄道の再生に、全力で取り組んでまいります。
西日本旅客鉄道株式会社
代表取締役社長 垣内 剛